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「日本酒類販売株式会社 様 バッチ処理プログラムのステップ数が1/17に」

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(以下は、2014年3月11日発刊メールマガジンからの転載です)

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酒類、飲料、食品などのメーカー・仕入れ先約3000社と、スーパーや小売などの取引先約40000社。双方を結ぶ流通・情報基盤を提供している日本酒類販売様。取引先や商品アイテム数の増加にともない、バッチ処理するデータ量が5~6年で倍増した上に、現場から依頼される、データ分析に関する要求事項も高度になっていました。夜間バッチは長引く傾向にあり、将来を見据えた根本的な解決が必要でした。

ユニケージ開発手法の、処理速度や開発効率に優れ、ミドルウェアを使わないシンプルなシステムづくりに興味をもち、評価用システムを開発してもらったところ、開発生産性、実行時の処理速度ともに想像以上の成果でした。そこで、情報統括部メンバーがUSP研究所主催の教育講座を受講し、そのメンバーが主体となって、USP研究所のサポートを受けながら、懸案のバッチ処理システムのマイグレーションに取り組みました。

長年改良を重ねてきたCOBOLプログラムのステップ数は97293ステップでしたが、ユニケージ開発手法で書き換えたシェルスクリプトは5714ステップ、1/17に削減されました。
マスターデータのロードなどは1/50まで削減。バッチ処理の延べ時間も従来の1/4に短縮されました。

COBOLの場合数十ステップ必要な処理が、ユニケージ開発手法だと数個のコマンドの組み合わせで記述できます。また、並列処理といっても特別なプログラミングが不要。さらにCOBOLと違って実行前のコンパイルが不要なので、コマンドを入力してその場ですぐにテストできる点も開発効率の向上に寄与しています。

以前は、コンピュータの処理リソースが逼迫する月末になると、バッチ処理にかかる時間を見越して「前々日の実績データまでしかシステムに投入できません」と現場に断りを入れていました。しかし、刷新後はシステム性能面での制約がなくなったため、最新のデータに基づく販売分析や的確な意思決定を行えるようになっています。

いま基幹システムの更改が控えています。COBOLプログラムが新しいハードウェアやOS、ミドルウェア上で動作するかの検証が不可欠ですが、データをテキストファイルで管理しシェルスクリプトでシステムを開発するユニケージ開発手法のプログラムには影響がないでしょう。ユニケージ開発手法のアプローチは、将来性の高いIT基盤と、現場のニーズに応える安定したサービスを即座に提供する上で極めて有効だと実感しています。

※ユニケージ開発手法とは・・・
テキストファイルでデータを整理・管理し、UNIX系OSの基本機能を効果的に使って企業システムを開発する日本発のシステム開発手法です。
効率的な開発と、運用・メンテナンスのしやすさが特徴です。

※USP研究所(ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所)とは・・・
ユニケージ開発手法の研究開発、普及、教育活動を行っている会社です。

http://www.usp-lab.com/

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