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「日本電気株式会社様 上流工程からの自動テスト連携」

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(以下は、2013年10月08日発刊メールマガジンからの転載です)

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~“リスクゼロ”の実現に向けて知識集約型開発におけるテスト自動化の狙い~

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日本電気株式会社 システム技術統括本部は開発要員の労力を
上流工程に集中し、中流・下流は極力自動化することにより、
システムの高品質化を目指して、テストシナリオの自動生成および
自動テスト実行による“リスクゼロ”の知識集約型開発に取り組んだ。

<労働集約型から知識集約型開発へ>

最近のシステム開発は、開発期間の短縮化が挙げられる一方で、
上流工程の期間・費用は増大傾向にあった。開発期間短縮のためには、
中下流工程の大幅な効率化が不可欠であり、従来の「労働集約型開発」
から「知識集約型開発」への転換が必要となっていた。
つまり、開発要員の労力を上流工程やテスト設計に注力させ、
中下流工程はできるだけツールを活用して自動化するという開発スタイル
を検討していた。

具体的には、ユーザーに分かりやすい業務フローを主体として
業務知識を XupperII のリポジトリ(※1)で一元管理すると同時に、
データ中心でエンティティ(※2)を分析して、アプリケーション構造
を確定する。すべての設計情報を XupperII のリポジトリで一元管理
することで、IOやデータ項目などの影響分析が可能となり、さらに、
上流から中流・下流まで一貫して、設計情報を継承することができた。

<テストシナリオの自動生成からテスト自動実行>

仕様の追加・変更時などでは、往々にしてサンプリングテストから
漏れたところでバグが発生するので、リポジトリの設計情報から
テストシナリオを自動生成させることにより、手作業で行う場合
のようなテスト仕様書への転記誤りなどを発生させないようにした。
テスト仕様の項目を全て自動実行することで、漏れのない
“リスクゼロ”のソフトウェア開発を実現することが可能となった。

ビジネスフロー図および画面遷移図を解析してシナリオを抽出し、
フロンテス社のSTAR-ATT(※3)でテストデータと検証ロジックを
定義後、テストスクリプトを自動生成して、自動テストの実行を行った。

自動的にテストシナリオを抽出することは100%のシナリオを
抽出できるため、テスト漏れをなくすことには有効であるが、抽出
されたシナリオの意味(どんな条件の時のシナリオなのか)を理解
するのに時間がかかってしまった。今後は、画面遷移図に、実施する
シナリオだけを強調表示する機能があれば有効であると思われる。

システム技術統括本部はこの取り組みを更に洗練させて、従来の
アプリケーション開発方法を変革し、「高度化」と新3Kからの
脱却を推進し、日本のソフト開発産業の発展に寄与していく。

詳細は: http://www.kensc.co.jp/k/showcase/
用語説明
※1 リポジトリとは・・・
設計情報を管理するデータベース。
業務フロー・画面・DB設計・データ項目・業務仕様等を一元管理する。
※2 エンティティとは・・・
データベースの論理設計情報(データ名を管理)。
物理設計のテーブルに相当する。
※3 フロンテス社のSTAR-ATTは以下をご覧ください。
http://frontes-star.com/star-att/

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