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メルマガ抜粋第28号 リレーVOICE

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(以下は、2014年11月11日発信のメールマガジンからの転載です)

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超高速開発企業の未来は・・・ ITコーディネータ 宇羅勇治

IT産業は米国企業先導でグローバル指向に発達した業界です。大型汎用機時代
は、国の支援もありコンピュータ製造で世界に肩を並べるまで発展をしました。
しかし日本のソフトウェア産業は中々世界で活躍できる企業が育っていない現状で
す。日本の中小製造業が世界でその会社しか作れない技術を持って活躍しているの
とは対照的に、国内の多層下請け構造の温床のまま「茹でカエル」のように、気が
ついたら日本の市場でしか競争ができない企業集団となっています。

IT技術は「大型汎用機からCSSへ」、「CSSからインターネットへ」、
「インターネットからWebへ」「Webからクラウドへ」と大きな革新が続けざ
まに起きており、その革新の度に多額の費用をかけて情報システムの変革を行って
きました。そこで日本のユーザ企業は、多層下請け構造や情報システム子会社化、
ベンダー丸投げ(ベンダーロックイン)、アウトソーシングの浸透等により自社開
発よりも外部委託が多くなり(従業員1000名以上の企業では9割が外部委託、
JUAS IT企業動向調査2008より)ユーザ企業の情報システムは部分最適化が進み、
いっぽう米国ではユーザ企業がCIOを初め優秀なIT技術者を雇い自社にとって
全体最適な情報システムの構築を目指している。

そこで日本のユーザ企業の情報システムは、基幹業務システムでレガシーシステ
ムが残ったり、システム改変に多額の費用や期間が掛かるのでバックログが多く発
生する状況が生まれています。結果的に経営環境の変化やスピードに追従できない
システムを維持しながら、細々と新しいシステムの追加開発(新規開発は予算の3
割 JUAS IT企業動向調査2008)を行っているのが現状です。

IT技術の革新は情報システムの利用に大きな変革を起こし、そのまま利用すべ
きか、再構築をすべきかの判断を求められます。この再構築に際し、設計ドキュメ
ントの陳腐化(メンテナンスが行われていない)が発生しており、新たにゼロベー
スで再構築を行う必要が生じており多額の再構築費用と期間がかかるので実施でき
ない状況となっています。

ユーザ企業が部分最適から全体最適なシステム構築が行いやすい超高速開発ツー
ルが提供され、提供できる企業が多く現れ切磋琢磨して、良い製品が生まれると
ユーザ企業の情報システムのリニューアルに多大な貢献ができます。

また超高速開発ツールが他超高速開発ツールとの連携することでより一層ユーザ
の利便性が増加することや、新たな超高速開発ツールを自由に選択ができるように
設計情報(リポジトリ)交換ができる仕組みが提供されると、超高速開発ツールの
ロックインから逃れユーザが安心して超高速開発ツールの採用が進むと考えられる。

今、超高速開発はシステム構築の新しいトレンドとして脚光を浴び初めましたが、
まだまだ大きな基幹業システムに採用され成果がでたという実績が少ない状況です
が、少しずつ基幹業務システムの再構築に採用され徐々に成果実績報告が発表され
て来ました。

この成果実績報告に、超高速開発企業の公表だけでなくユーザ企業が再構築した
結果実績として、IT投資費用の大幅削減や開発期間短縮、一定レベルの品質の
確保、システム改変のし易さ等ユーザが実感した内容が含まれています。ユーザ
企業が採用した結果得られたメリットを数多く事例発表される事で、新たに採用す
る企業も安心して取り組め、超高速開発企業と採用したユーザ企業のWin-Win
の関係が築かれます。超高速開発コミュニティは、超高速開発企業とユーザ企業の
Win-Winの関係に役立つ活動をより一層推進して、日本発の超高速開発ソフ
トウェアで世界に競合できる製品が輩出する業界を目指していただきたい。

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