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メルマガ抜粋第26号 リレーVOICE

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(以下は、2014年10月14日発信のメールマガジンからの転載です)

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超高速開発の進化と拡大に向けて  岩手県立大学元副学長 名誉教授
                         工学博士 舩生 豊

 私は今、日本が「失われた20年」を経て大きな転換期にあると認識している。
外にあっては、グローバル経済での競争の激化、内にあっては「消滅する自治体」
に象徴される国内活力の低下など、大きな危機が存在すると感じている。
特に、国内問題については、人口減以上に、日本の国内直接投資が、GDP比で、
他の先進国、新興国と比較して一桁も小さく、それに伴って製造業の事業所数も
激減しているという経済や企業の問題であることを指摘したい。

 このような転換期に求められるのは、先ず第一にグローバルな競争力だけでなく、
国内で新しい事業や産業を創造できる企業力である。
第二に。国の新しい理念の構築と徹底した制度改革(革命)である。それがあって
初めて、企業もスピーディーな意思決定とその実行による競争力の強化が可能に
なる。このような問題意識を持っていた時に、超高速開発を知った。

 私は、大学で情報システムの開発方法論などを研究していまいした。
超高速開発の本を読んだ後、シンポジウムに参加し、各社の実システムによる
検証結果を聞き、「日本のソフトウエア企業もここまで来た。」と驚きました。
我々が、長年情報システムに求めてきた

○スピーデイーな情報システムの開発と検証

○スピーデイーな環境変化への対応力

が可能である超高速開発の力を感じました。

 情報システムを含むICTは、日本の企業の競争力を強化し、日本の再生のための
国内の活性化に必須の要素であると考えている。したがって超高速開発は、この
分野で大きな貢献が出来ると確信している。

これから、超高速開発の進化、拡大を図るには、各社が連携して、

(1) 契約方式の改革  人月ベースから、付加価値ベースへ。
(2) デファクトスタンダードを推進し、さらに国際標準を目指す。
(3) 体系化と開発コンセプトを確立し、その普及に努める。
(4) 各社の共通の利益を最大化する、開発のための場、プラットフォーム、エコ
    システム環境の確立により、受注能力と適用分野を拡大する。

を目指すことを期待している。

 国の盛衰を決めるものは、その国の理念に基ずいた制度(広義のシステム)である。
これからの日本は、国の新しい理念の創造と制度改革(革命)に依存している。
その推進力となる情報システムを含むICTが、Key success factor であることを、
再度強調したい。
             以上

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